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絨毛検査を受ける時期

クリフム出生前診断クリニック監修のもと、絨毛検査を受けるのに適切な時期や検査結果が出るまでの期間、リスクや注意点についてまとめています。

絨毛検査に適切な時期

赤ちゃんの胎盤ができる11~14週までに、お腹の中にある絨毛という組織を注射針でとり出し、なかに含まれる染色体を直接顕微鏡で検査します。羊水検査の場合には16~17週になるまでは検査ができませんが、それよりも早い時期に行えるのが特徴です。針を刺す皮膚には局所麻酔をし、10~15秒ほどで終了するので痛みも少なくて済みます。

時期が定められている理由

30年くらい前に妊娠初期である8~9週のうちに絨毛検査を行ってしまうと、赤ちゃんの四肢に異常をきたすというデータがでたことがあり、通常11週以降の検査とされています。また、妊娠16週以降になると絨毛が胎盤というしっかりした組織になり、採取が難しくなるのです。そのため、絨毛検査は大体11~14週に行われています。

また、16週くらいでも羊水がとても少なく羊水検査ができないような特殊なケースでは絨毛検査が行われることもあります。妊娠初期に他の出生前検査を受ける方は、結果のタイミングに合わせて柔軟に対応してくれるクリニックへ依頼しておくと安心です。

結果が出る時期

クリニックによって異なります。早いクリニックだと同日~翌日に代表的な染色体異常である「ダウン症」「18トリソミー」「13トリソミー」の3つの検査結果を聞けますが、それ以外の染色体全部の最終結果が出るまでには約2~3週間かかります。

クリニックによっては、最終検査結果のみを2~3週間後に聞くというスタイルのところもあります。

絨毛検査は検査できる医療機関が限られているため、地域によっては受けられない場合もあります。遠方のクリニックで受けたあと、結果が出てから出向くまでに時間がかかることもあるでしょう。それぞれの医療機関へ事前の確認が必要です。

絨毛検査を受ける条件

ハイリスク妊婦

はっきりとした年齢制限があるわけではありませんが、高齢妊娠(一般に35歳以上)、家族性にハイリスクである場合、胎児ドックや母体血清マーカー組み合わせ検査などの非確定的検査でハイリスクが出た方は、適応となります。

基本的には、カウンセリングを受けないと絨毛検査を受けられないとされています。

絨毛検査のリスクや注意点

流産のリスク

絨毛検査による流産のリスクは経膣法でおよそ1%、経腹法で0.2%とされ、最新の国際的な報告(2019)では、お腹からの絨毛検査は羊水検査よりも安全性が高く、リスクは無視してもよいというデータが出ています。ただし、検査に熟練した医師によるということが書かれています。

検査の精度は同じであることから、より流産の少ない絨毛検査を先に受ける方も増えてきています。ただ、絨毛検査は日本では海外に比べて行える医師が少なく、絨毛検査をやっている施設も少ないのが現状です。

痛み・出血

痛み

注射針を刺すお腹の周りには局所麻酔を使用しますが、採取後は下腹部に違和感や痛みが起こることがあります。

出血

腟からの方法では子宮の入り口から器具やチュープを挿入するので出血することが多く、流産も起こりやすくなります。お腹から針を刺す場合もまれに子宮から出血することがありますが、多くは一時的な出血で数日内にとまります。子宮内感染が疑われる場合には抗菌薬などを投与して、母児感染のリスクを減らします。

【監修】クリフム
出生前診断クリニック
日本初の胎児診断専門施設

分娩・不妊治療・婦人科治療は扱わず、胎児診断を専門とする施設として2006年に開院。絨毛検査13,414件・羊水検査2,098件と、専門施設として実績豊富(2009年~2019年累計)。大学病院から紹介があるほど医療関係者から信頼が厚く、全国から妊婦さんが集まります。

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